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◇まどぎわ 2024(醸し)◇
2024 年のまどぎわ用の甲州は総じて出来は良かった。
千米寺のセミヨンが割れた以外、塩山千野のセミヨン、ルーサンヌは健全に収穫ができた。 昨年同様デラの割合が多く、甲州60%、デラウェア40%の割合。(ヴィニフェラは少量)
デラウェアはダイレクトプレスからの樽発酵のみ。
甲州は半漬け込み半MCタイプに戻した。MCの期間は3週間。醸しが1週間長いことの影響もあってかヨモギのハーブにメロン、奥にハニー感。
色はいつもより黄金色で例年よりはべっこう飴感も強く感じる。
まだオリのざらつきが舌先に残るが、熟成を得て甲州の柑橘にハチミツレモン感が出てくるのが楽しみ。
《甲州種》
小佐手(おさで):甲州市勝沼町小佐手。棚仕立て。
大泉(おおいずみ):勝沼町下岩崎大泉 棚仕立て。
千米寺(せんべいじ):笛吹市一宮町千米寺。棚仕立て。
《デラウェア》
山田(やまだ):甲州市上岩崎山田。棚仕立て。
小佐手(おさで):甲州市勝沼町小佐手。棚仕立て。
《その他》
千野(ちの):甲州市塩山千野。垣根仕立て。品種はセミヨン、ルーサンヌ
千米寺(せんべいじ):笛吹市一宮町千米寺。棚仕立て。品種はセミヨン
◇jalopy2023 ◇
2023 年のデラウェアは晩腐病が発生し、収穫時は水分が幾分抜けかけている状態だった。それでも2022より収穫量は多く、樹体が回復してきた証拠だと思われる。
主体のデラウェアは内藤、大泉の醸し。醸しは11日間。醸し途中で少量のシュナンとソーヴィニヨンブラン(水口)を果帽上面に乗せて、様子を見てルモンタージュをした。発酵途中にプレス。その際、塩山千野のヴィニフェラ(シュナンブラン他)を全房で一緒にプレス。醸したデラウェアとブレンドする形で発酵を継続した。
ここ数年、塩高前のヴィニフェラの発酵が止まる傾向にあり残糖感が気になっていたので、ワインの残糖を減らすのが目標だった。
結果2022よりかなりドライになっている。 発酵途中に樽に移動しそのまま樽発酵を行った。
ダイレクトプレスで樽発酵させた別の畑のデラウェアをブレンドして、樽の空寸を埋め、そのまま熟成させた。
補酒は1月まで。8月に樽から出してブレンド、瓶詰め。そこから発売まで瓶熟成を行っている。
暑さを感じる強い果実味と熟成によって出た塩味が2023年の特徴。デラウェア味しっかり。アタックに揮発酸を少し感じるが口にすぐ馴染み、余韻でデラウェアからマスカットの様なアロマティックな香りに変わる様子が楽しい。
温度は冷やし過ぎず少し上げておきたい。鼻に抜ける蜜蝋のハニー感とそこからくるボリュームと照りの感じはまさにポンコツワイン。
内藤(ないとう):甲州市上岩崎内藤。棚仕立て。品種はデラウェア。平地。
小佐手(おさで):甲州市勝沼町小佐手。棚仕立て。品種は巨峰、ピオーネ、甲斐路、デラウェア、甲州。
大泉(おおいずみ):勝沼町下岩崎大泉 棚仕立て。品種は甲州、デラウェア
水口(みずぐち):山梨市水口。棚仕立て。品種はデラウェア、一文字でシュナンブラン、ソーヴィニヨンブラン
千野(ちの):甲州市塩山千野 垣根仕立て。品種はシュナンブラン、ソーヴィニヨンブラン、プティマンサ
◇おすみなさい 2024(ロゼ泡)◇
2024 年のおやすみなさいは2次発酵を試みている。2023同様大粒系は「種あり」で栽培を試み、藤稔、巨峰はできたがピオーネは「種なし」になったものが多かった。藤稔はある程度まで糖度が上がるとそれ以上は上がらないことが分かってきたので収穫を1週間早めることで収量の確保ができた。巨峰、ピオーネは晩腐病が発生し、特にピオーネの被害が残念ながらひどかった。藤稔はMCを2週間行い、遅らせた巨峰、ピオーネと一緒にプレスを行い、樽で発酵させた。甲州はサンソー、カベルネフランほかのヴィニフェラ系と共にダイレクトプレス。ステンレスタンクで発酵させた。発酵終了後澱引きを兼ねてブレンド。再度澱引きを行い、程よい塩梅の約1.5 気圧分を目指して少量補糖をしたのちに瓶詰めした。 藤稔をMCした分、苺やラズベリーでチャーミングさがトップノートに出てくるのは2024の特徴。今年は瓶内2 次に変えたことによりオリが減りピュアな果実味がより強く出ている。 泡は優しめ。
上岩崎(かみいわさき):甲州市勝沼町上岩崎。棚仕立て。品種は巨峰。 小佐手(おさで):甲州市勝沼町小佐手。棚仕立て。品種はピオーネ。
大工(だいく):山梨市大工。棚仕立て。品種は巨峰。
千米寺(せんべいじ):笛吹市一宮町千米寺。棚仕立て。品種は藤稔、甲州。
水口(みずぐち):山梨市水口。棚仕立て。品種はカベルネフラン
千野(ちの):甲州市塩山千野。垣根仕立て。品種はサンソー、カベルネフラン
★ロリアンワインはお任せで赤あるいは白を1本★
◇白百合醸造【山梨ヌーボー赤 豊国園エチケット】MBA◇
白百合醸造さんのヌーボーワインは、マスカットベーリーAを使用した豊かな果実味が特徴の赤。
今年のヌーボーはイチゴのように甘く華やかな香りが特徴で、色調は色鮮やかなルビー色。果実味豊かで軽快な飲み口の赤ワインです。フレッシュで豊かな果実味が特徴で、肉料理の旨味を引き出します。
飲み頃の温度は10~15℃がおすすめです。
今年のフレッシュな旬のワインをどうぞお楽しみください。
◇白百合醸造【山梨ヌーボー白 豊国園エチケット】甲州種100%
50余年の伝統に培われた技術を用いるワイナリー白百合醸造で醸造され、山梨県産甲州種(当園『豊国園』の甲州も含まれています)を使用して造られた、新酒ならではの果実味豊かでフルーティーな白ワインです。
飲み頃の温度は7~10℃前後に冷やすのがおすすめです。
冷やして和食の共に、今年のフレッシュな旬のワインをどうぞお楽しみください。
またこのワインのエチケットは夢の豊国しょうてんオリジナルです。
人生軌道修正中の【sac】と【ikumi】がたくさん闘ったこの一年への想いを込めて造った姉妹コラボ作品です。
日常を少し離れた特別な時間、心が満たされる時間をこのワインと共に
下部のQRコードからもぜひお楽しみください。
デザイン:sac
詩:ikumi